以前読んだ、誰かの本でこんな事を書いていた記憶がある。“進化は「勇気」「冒険心」と共にある。勇気を失ったら人間の価値は無い。挑戦する事を恐れたら人間の存在意義は無い。あらゆるものに探求心を抱き、常識にとらわれず不可能に挑戦する者、それが人間だ。”
何に挑戦をし、何に対して勇気を振絞っているのだろうか。
彼女達のHOME、札幌に来る度、私は様々な事を教えられ、考えさせられる。
そう、いつも彼女達にだ・・・。
スタジオ・ランタイム、ZONEが所属をしているスクールであり、今回のイベントは、そのスクールに所属をしている生徒達のプレゼンテーションを含むものである。そして、今回のコンセプトは、ZONEの楽曲を手掛ける町田紀彦氏によるもので、「夢」である。各アーティスト達が、ZONEの3rdアルバム「N」の曲をそれぞれの表現方法で発表して行く。その過程も「夢」。
あなたの「夢」は・・・。
イベントは、ZONEが登場し、「卒業」から始まる。曲も中盤に入ると突然、曲が途切れる・・・。「夢」から「現実」の世界へ・・・。
「ROCKING」、新メンバーのTOMOKAがソロで登場。アルバムで聴くよりも声が太く、この曲を見事に自分の物にしている。TOMOKAに続いてMAIKOが登場。曲は「Like」、個人的に一番聴きたかった曲であり、今回の「Like」は、アルバムから一変して、80年代のナイル・ロジャース風なアレンジになっている。曲の完成度以上に、MAIKOのヴォーカルが光る。「BeaM」、ZONEが登場し、会場に元気BeaMを炸裂。照明の効果も楽しく、彼女達と一緒に、BeaMな演出で会場を盛上げる。MIYU「prayer」。歌姫の登場と同時に、会場の歓声もピークへ、妖艶な衣装、ヴォーカル、完全にMIYUの世界へと導く。「Bible」、MIZUHOがHardに観客を攻める、CoolなMIZUHOに観客も戸惑った様子・・・、彼女が以前、「Bible」を早く皆に見せたい、と言っていた事を思い出す・・・、夏のツアーでは、今回以上に、HardでCoolなMIIZUHOが見れそうだ。各メンバーのソロが終了。
ZONEのメンバー以外で登場した、ZONEの弟分BON’Z(「夢ノカケラ」、「僕の手紙」を演奏)、RED WORKER’Z with KEI(「True Blue」を演奏)の2バンドが興味深く、今後が楽しみである。
「夢」
TOMOKA:「・・・信じていれば、夢は現実になるんだと、あなたが もし、夢を無くしたり、まだ夢に後悔があるなら、それは、夢や現実が変わったんじゃなくて、あなた自身が、変わってしまったのかも・・・」
MAIKO:「あなたも、もし、夢を信じていたとしても、自分を信じていなければ、何も変わらないでしょう。あなたは、夢以上に、自分を信じていますか?」
MIZUHO:「みなさんは、ガラクタの宝物を持っていますか?今もキラキラしていますか?今日、帰ったら、ベットの下を探してみて下さい」
MIYU:「好きだからできる。好きだから信じれる。好きだから守れる。好きだから離したくない。夢って、好きから始まるのかもしれませんね。あなたにとって、心の底から、好きな事はありますか?私は、歌が好きです」
〜本編中、メンバーのコメントより〜
Highway1 Toronado/TOMOKA、Highway1Stratocaster/MIYU、
Deluxe Zone Bass/MAIKO、ZONEが再度登場。
「卒業」、仁王立ちしてダウン・ピッキングをするTOMOKA、自由に動き回るMIYU、ビートを刻むMAIKO、コントロールに徹するMIIZUHO。やはりZONEは、バンドが心地いい・・・、いつからTOMOKAは、コートニー・ラブの様に勇ましく、荒く、堂々としたプレイを・・・。バンドとして、想像以上にまとまっている。当初、この曲には、振付けが入っていたが、夏のツアーでも、このスタイル(バンド・スタイル)であろう。1.2.3.4. MIZUHOの掛け声と共に、ニューシングル「太陽のKiss」へ突入、後ろのスクリーンに映るPVの効果も手伝い、最高にPOPに、CUTEに、発売前にして、すでに自分達の物にしている。MIYUのカッティングから入るこの曲では、TOMOKAのバッキングに、MIYUのソロとギター・プレイにも注目して欲しい。ハムバッカー(TOMOKA)、シングル(MIYU)の音の違いも確認出来るはずである。そしてラスト「secret base〜君がくれたもの〜」へ流れる。新生ZONEにとって、この曲をどうするのか、気になっていたが、心配する必要がないほど、見事に生まれ変わっている。MIYUが中央で、アコースティック(Guild)を弾きながら歌うスタイルで、TOMOKA,MAIKO,MIZUHOは完全にバンドとしてのサポートに徹している。
これまでのイメージは、全くと言って無い。MIYUはリズ・フェアーの様にアコースティックを自分の世界へと誘う。MAIKOのベース・ラインは、以前にも増して安定しており、MIZUHOとのコンビネーションに文句の付けようが無い。TOMOKAのプレイは、確実にラインをキープし(曲に忠実に)、サイド・プレイヤーに徹している。これまでは、MIYUがこのパートを弾いていたが(72テレキャスターで)、TOMOKAは、ハムバッカー搭載のHighway1 Toronadoで弾いている為、全体的に聴こえてくる音に若干の違いはあるが、TOMOKAの場合は、アンプ(サイバー・ツイン)の設定で上手く調節しており、雰囲気を壊す事なく、TOMOKAなりのスタイルで弾いている。
今回のイベントは、夏のツアー前哨戦と捉えていたが、予想以上にまとまっており、バンドとしては、あともう一歩の段階まできている。ツアー開始まで、あと2ヶ月、彼女達曰く、「去年のツアー以上のものを」と言うように、間違いなく最高にROCKで、最高にスリリングなSHOWにしてくれるだろう。ZONEはきっと、いや必ず、想像を絶するNEW ROCK WORLDへ君達を連れてってくれる。「夢」、「夢」から生まれるものは、「勇気」「冒険心」であり。「夢」があるから進化する。きっと、そうに違いない。
Special Thanks:
スタジオ・ランタイム
Hideki Thanks:
町田さん、竹内さん、スタッフの皆さん、
ZONE/FENDERファン、サッポロ・B−ル、
北海道、まりも・・・
取材/文:真家秀樹
|
|
| TOMOKA(Vo.&G),MIYU(Vo.&G),MIZUHO(Vo.&Dr),MAIKO(Vo.&B) |
|