あれは何時だったか…、私が仕事の現場に向かっている途中、ほとんど人が乗っていない地下鉄で…(いつのまにか寝てしまっていた)、肩をトントンと…叩かれた感じがして「ふと」目をあけると…目の前に愛華がニコニコしながら笑っていた…(しかも微妙に変顔をしてだ)。
一瞬…(寝ぼけていたのか)、「ええ、」「ここはどこ!?夢」な感じで驚いていたら愛華の後ろでれいな、あゆかが笑い、舞衣子、TATTSU、SACCHINは「起こさないで寝かしておいてあげれば良いのに…」な感じで微妙な表情をしていた…。そんな事件!?出来事があった。
彼女達はその後、すぐに電車を降り次の現場へ向かったのだが…姿が見えなくなるまで笑いながらこっちを見て手を振っていた。
無邪気なMARIAのエピソードとして今でも鮮明に覚えている。
悪戯っ子がいて、その悪ノリに微笑む子達がいて、ハニカミながらその子達を包み込むお姉さんがいる。
解散の報告を聞いた時、何故だか一種の安心感の様な「ふわっ」とした気持ちになった。きっと「彼女たちなら大丈夫」的な私なりの確信があったのだろう。確かにリリースするごとにクオリティも上がり、曲の世界観もMARIA色に染まってきていた中での解散ではあるが、なぜか「彼女たちなら大丈夫」そんな気持ちになるのである。
ファースト・ツアー時、なかなか思うようにいかず、泣きながらリハーサル・スタジオを飛び出したあゆかを追いかけ、はげますSACCHINの…あの後ろ姿(二人の後ろには大きな夕焼けが輝いていた)。今でも忘れる事が出来ない思い出だ。
そう、彼女たちなら大丈夫。
これまでだって、幾多の困難を6人で乗り越えてきたのだから。
MARIAのラストライヴ。
彼女達が言う「絆」を目に焼き付けてやろうじゃないか。
MARIAが築いたモノを受け取りに行こうじゃないか。
彼女たちなら、大丈夫。
きっと、明日への希望だって見せてくれるに違いない。
「満足こそ賢者の石である。
それにふれるすべてのものを黄金に変える」

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